世界を舞台に戦っている日本人アスリートって、たくさんいると思うのですが、よっぽどの活躍をしないと、日本でニュースにならず、ある日、大きな大会で活躍して、国民的注目が集まるなんてケースがあります。
女子テニスプレーヤーの大坂なおみさんなんか、そうだと思います。
もっと早く教えてよ〜と思うわけです。
なぜなら、そこまで行くのに、大変な努力と苦労をされているだろうし、その過程、世界に挑戦し、世界の強豪に打ち勝っていくところも、見たいわけです。
もしかしたら、たまたま行った旅先で、大会なり練習なりしてたかもしれない。
応援できたかもしれない。
特に日本人なんかまったくいないような外国で、屈強な外人だらけの中、がんばっている日本人選手を見てると、同じ日本人として、応援したくなりますし、世界の強豪に引けを取らず、活躍されている姿を見ると感動と勇気をもらいます。
そんな気持ちで、世界で戦う日本人アスリートを調べまくりました。
驚きの結果ですので、紹介します!
世界で戦っている日本人アスリート達って、どのぐらいいるの?
プロスポーツとして海外で戦っている日本人だけで、このぐらい!
種目 | 国 | 男性人数 | 女性人数 |
---|---|---|---|
野球 | アメリカ(MLB) | 8人 | |
サッカー | アジア | 約170人 | 9人 |
ヨーロッパ | 約177人 | 18人 | |
アフリカ | 5人 | ||
北中米 | 16人 | 3人 | |
南米 | 17人 | ||
オセアニア | 6人 | ||
ゴルフ | アメリカ(PGA/LPGA) | 2人 | 3人 |
ヨーロッパ | 2人 | 1人 | |
テニス | ランキング100位内 | 1人 | 1人 |
バレー | 全日本登録メンバーで海外所属 | 2人 | 3人 |
バスケ | アメリカ(NBA) | 2人 |
この競技人口が多く、プロとしてもメジャーな上の競技だけですよ。
正直、びっくりです。
そして、世界で戦っている日本人アスリートで一番多いのは、サッカーです。
ヨーロッパの有名なプロサッカーチームに所属している日本人サッカー選手は、思い浮かぶと思いますが、世界中のサッカーチームで日本人アスリートがこんなに頑張っているって知ってました?
そりゃ、もちろん、日本代表になるようなトップ選手から、海外で武者修行中の若手まで、いろいろですが、これだけ大勢の日本人サッカー選手が、海外でプレーしているのです。
たまたま、行った海外の旅行先や出張先で、その国で頑張っている日本人サッカー選手、絶対いますから、是非応援したいものです。
もし、私が選手だったら、日本人なんかめったに見ないような異国の地で、日本人から日本語で応援されたら、どれだけ、力になるだろう?そう思います。
地域別、国別で詳しく知りたい人は、wiki:日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧を見てください!
どこか海外旅行行けば、必ず日本人サッカー選手います。
次世代のスター候補たち
今、世界を舞台に活動し、これから、スターになるやもしれない選手。紹介します。
って思いました。
野球:ロイヤルズとマイナー契約 結城海斗投手
なんと中学卒業とともに、米大リーグのロイヤルズとマイナー契約です。
日本人として最年少でメジャー球団と契約した選手となります。
彼は、投手で、現在高校1年生。甲子園と日本のプロ野球をすっ飛ばして、メジャーへ挑戦しているわけです。
マイナー契約し、最初にプレーするリーグは、ルーキーリーグといって、8軍だそうです。
この8軍から、メジャーまで、這い上がる戦い。
カンザスシティ・ロイヤルズ。ここです。
このアメリカのど真ん中の街で、16歳の若者が戦っているわけです。
カンザスシティに行くなんて人は、絶対、応援してください!
サッカー:中井卓大選手
今話題の久保選手のように、あのレアル・マドリードの下部組織に所属する中井卓大選手(16歳)です。
9歳から、レアル・マドリードの下部組織にいたというから驚きです。
百聞は一見に如かずです。
これ見て。
何歳の頃の映像かわかりませんが、シロートでもわかる。こりゃすごい。
「日本の新たな宝石」です。
バスケット:田中力選手
高校進学時点で海外挑戦を決め、スポーツ選手養成学校、IMGアカデミーに入学した田中力選手です。
と書くと、修行中?と思うかもしれませんが、彼は、男子バスケットボール日本代表候補に史上最年少の15歳で選出された、日本の期待の星です。
彼の目標は、当然NBAですが、バスケットの国、アメリカで、2m級選手に吹っ飛ばされているとのこと。
彼は186cm(伸びていくだろうけど)、日本人としては大きくても、アメリカでバスケットするには小さい人。
でも、そこだと思います。日本人のポジションは。そして、そのポジションで活躍するのは、本当に努力が必要だと思いますが、それを実現するのが日本人!って思います。
頑張ってほしい。
世界で活躍している2020東京オリンピックの候補たち
野球やサッカーなんかの競技人口の多いスポーツは、話題となりやすいですが、競技人口の少ないスポーツも、当然、世界で活躍している選手がいっぱいいます。
そして、その競技がオリンピック競技だったら、メダルを取って、大注目みたいなパターンが多いんですが、そもそも、そこまで行くまでがとても大事であり、大変だと思うんですよ!
東京オリンピックで応援したいというのもありますが、海外での活躍も、是非応援したい!
サーフィン:五十嵐カノア選手
米カリフォルニア生まれのプロサーファー、22歳、そして、イケメンです!
なお、ご両親ともに日本人だそうで、お父さんも元プロサーファーだったとのこと。
英語、日本語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語に堪能。
2018年のUSオープンで、2連覇し、2020年東京オリンピックで、初めて採用されたサーフィンで、金メダル最有力候補です。
これね。東京五輪でメダル取ったら、一躍有名になって、女の子にキャー・キャー言われちゃうわね。
サーフィン:松田詩野選手
もちろん、女子だって、負けてません。
神奈川県茅ケ崎市出身のプロサーファー、まだ高校生。
第1回ジャパンオープンオブサーフィンの初代女王。
高校生だけど、世界を転戦するから、通信制の高校に進学し、日本中、世界中を飛び回るスーパー高校生。
世界を転戦するスポーツ。海外で移動・移動を繰り返し、現地でコンディション作り、大会に挑むのって、想像以上に大変だと思いますが、高校生ですよ!
めちゃ、応援します!
スケートボード:堀米雄斗選手
2020年東京オリンピックとなったスケボー。スケボーにも、金メダル候補がおります。
金メダル候補ではありますが、最終目標はアメリカでプロになって、世界最高峰のスケートボードコンテスト「STREET LEAGUE(ストリートリーグ)」での優勝し、誰もが認めるやばいパートを残したいという世界のトップライダー 堀米雄斗選手 19歳。
骨折経験が6回だそうで・・・・
スケボーしたことある人は解ると思いますが、映像でみるようなスケボーのトリックは、神の領域ですが、痛い経験もアホほどして、習得するんでしょうね・・・
オリンピックだけじゃなく、最終目標まで注目していきます!
世界で戦うアスリートへ。イチローの言葉
世界で最も有名な日本人スポーツ選手、イチローさんの言葉です。
「アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったこと、アメリカでは僕は外国人ですから。このことは、外国人になったことで人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。
孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいというのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気のある時にそれに立ち向かっていく。そのことはすごく人として重要なことではないかと感じています」
皆さん、日本の宝だと思いますが、異国の地で、外人と競い合い、結果を出していくのは、凡人には、解らない大変さ、つらさ、苦しさ、いろいろあると思います。
せめて、応援できる機会があったなら、日本語で「がんばってくださ〜い。」と応援したい!